EOF関数

EOF 関数はファイルから読み込みを行っているとき、読み込み位置がファイルの末尾に達しているかどうかを確かめるときに使用します。ファイルの末尾に達すると真 (True)を返します。

スポンサーリンク

EOF関数の使用方法

構文
EOF(FileNumber)

【戻り値】 ブール型 (Boolean)
引数名 省略 説明
FileNumber × 任意の有効なファイル番号を表す整数型 (Integer) の数値を指定します。

EOF関数の使用例

基礎編のサンプル『Doループでテキストファイルを読み込む 』を再掲します。テスト用入力ファイルやマクロ実行結果はリンク先を参照してください。

Sub sample5_9()
    Dim FileNumber      As Integer
    Dim FilePath        As String
    Dim InputData       As String

    '使用可能なファイル番号を取得します。
    FileNumber = FreeFile

    'このマクロが組み込まれているエクセルファイルと
    '同一フォルダ内の"test.txt"を入力とします。
    FilePath = ThisWorkbook.Path & "\test.txt"

    '入力ファイルの存在チェック
    If Dir(FilePath) = "" Then
        MsgBox "入力ファイルが存在しません。", vbCritical
        '入力ファイルがない場合はここで処理を終了させます。
        End
    End If

    'テキストファイルを入力モードで開きます。
    Open FilePath For Input As #FileNumber

    'ファイルの終わりになるまで
    'ファイル内のデータを1行ずつ読み込みます。
    Do While Not EOF(FileNumber)
        Line Input #FileNumber, InputData
        'イミディエイトウィンドウへ表示
        Debug.Print InputData
    Loop

    Close #FileNumber

    MsgBox "処理が終了しました。", vbInformation
End Sub

 Dir関数 MsgBox関数 ThisWorkbook 
テキストファイル読込

タイトルとURLをコピーしました