Str 関数は戻り値の先頭に符号を表示するためのスペースを確保した状態で数値(整数値)を文字列へ変換します。
Str関数の使用方法
引数名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
Number | × | 数値または数式を整数値で指定します。 |
Str関数の使用例
整数の符号スペースを確保
Sub sample_ef052_01()
Dim i As Integer
For i = -5 To 3
'前後にダブルクォーテーションを付加して表示
Debug.Print """" & Str(i) & """"
Next i
End Sub
参考 – 小数点を含む数値
小数点を含む数値を指定してもエラーにはなりません。ただ、絶対値が1未満の数値を指定すると、1の位のゼロが消えてしまいますので注意してください。
Sub sample_ef052_02()
Dim i As Integer
Debug.Print Str(10.25)
Debug.Print Str(-10.25)
Debug.Print Str(0.25) '1の位のゼロが消えてしまいます。
Debug.Print Str(-0.25) '同上
End Sub