FreeFile 関数は使用可能なファイル番号を整数 (Integer型) で返します。このファイル番号はテキストファイルやバイナリファイルを扱う際に必要です。ファイルを扱う際にァイル番号が他のファイルと重複しないように、FreeFile 関数で空いているファイル番号を取得する必要があります。
FreeFile関数の使用方法
引数名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
RangeNumber | ○ | ファイル番号の範囲をバリアント型 (Variant) で指定します。 指定した範囲から次に使用可能なファイル番号を返します。 省略した場合は1 ~ 255 の範囲になります。 |
FreeFile関数の使用例
テキストファイルを出力モードで開いて、データを出力する例です。テキストファイルはサンプルマクロが組み込まれたエクセルファイルと同じフォルダに作成されます。
Sub sample_ef074_01()
Dim FileNumber As Integer
FileNumber = FreeFile
Open ThisWorkbook.Path & "¥test074.txt" _
For Output As #FileNumber
Print #FileNumber, "[No.]", "[Name]"
Print #FileNumber, "1", "AAA"
Print #FileNumber, "234", "BBB"
Close #FileNumber
End Sub
テキストファイル新規作成 ThisWorkbook ワークブックの名前とパス
上記サンプルマクロを実行すると、マクロを実行したブックと同じフォルダに下記のテキストファイルが出力されます。