String、Space関数

String 関数は指定した文字コード、または、指定した文字列の先頭文字を繰り返した文字列を返します。
Space 関数は指定した数のスペースからなる文字列を返します。

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String関数の使用方法

構文
String(Number, Character)

【戻り値】 バリアント型 (内部処理形式 String の Variant)
引数名 省略 説明
Number × 文字をいくつ並べるのかを整数値で指定します。
Character × 文字の文字コード、または文字列を指定します。 この文字が引数 Number の回数だけ繰り返されます。

String関数の使用例

ある文字を指定の回数繰り返した文字列を取得する例です。

Sub sample_ef02D_01()
    '文字を指定
    Debug.Print "文字指定   :" & String(10, "A")
    '文字コードを指定
    Debug.Print "文字コード指定:" & String(10, 65)
End Sub

Space関数の使用方法

構文
Space(Number)

【戻り値】 バリアント型 (内部処理形式 String の Variant)
引数名 省略 説明
Number × 文字をいくつ並べるのかを整数値で指定します。
Character × 文字の文字コード、または文字列を指定します。 この文字が引数 Number の回数だけ繰り返されます。

Space関数の使用例

空白を指定の回数繰り返して取得する例です。

Sub sample_ef02D_02()
'### このマクロはWindows機で実行してください。###

    Dim strAry(1 To 3)  As String
    Dim i               As Integer
    Dim b               As Integer

    strAry(1) = "1,234"
    strAry(2) = "Hello World!!"
    strAry(3) = "あいうえお"

    For i = 1 To 3
        '文字列のバイト数をShift_JIS形式で取得
        b = LenB(StrConv(strAry(i), vbFromUnicode))
        '全体が20バイトとなるように左側にスペースをパディングして表示
        Debug.Print Space(20 - b) & strAry(i)
    Next i
End Sub
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