プログラムは人の手によって記述されるため、どうしても不具合(以下、バグ)が混入してしまいます。
このバグの原因を突き止めプログラムを修正することをデバッグと言いい、プログラム開発において大変重要な作業になります。プログラムが小さければバグの原因は簡単に突き止められますが、プログラムが大きくなってくるとこの原因追究が困難になってきます。
幸いにもVBEにはこのバグの原因を突き止めるのを手助けしてくれる以下に挙げるような機能がいくつか備えられています。
- ブレークポイントの設定
⇒ マクロの実行を任意の箇所で中断させ、変数の内容などを確認することができます。 - ステップ実行
⇒ マクロの実行を1行ずつ実行することで、条件分岐など処理の妥当性を確認することができます。
これらの機能と使用方法を次のページ以降で詳しく解説していきます。