プロシージャとはマクロ実行時に処理される1つの単位です。実行可能なコードはこのプロシージャ内にすべて記述する必要があります。
単一プロシージャの実行イメージ
あるプロシージャを実行(⇒マクロの実行)すると、プロシージャの最初から順に処理され、最後までくると処理が終了します。
構造化プロシージャの実行イメージ
プロシージャはその中から他のプロシージャを呼び出すことが可能です。 プロシージャを呼び出すと、そのプロシージャ内に処理が移り、呼び出したプロシージャの最後までくると呼び元のプロシージャへ処理が戻ります。
プロシージャの種類
プロシージャには以下の3種類あります。このうち当サイトで解説するのはSubプロシージャとFunctionプロシージャのみになります。
- Sub プロシージャ
すべての処理はこのSubプロシージャから始まります。 ある程度プログラムが大きくなった場合に、 可読性やメンテナンス性のためからプログラムを分割する場合にも使用します。 - Function プロシージャ
戻り値のある処理を記述する場合に使用します。 同じような処理を何回も繰り返すようなときにFunctionプロシージャとして処理を切り出したりします。 但し、値を返す必要がなければSubプロシージャとして処理を切り出しても問題ありません。 - Property プロシージャ
オブジェクトに対する取得・設定用のプロパティを作成する場合に使用します。