Left、Right関数

Left 関数は文字列の左端から指定した文字数分の文字列を返します。
Right 関数は文字列の右端から指定した文字数分の文字列を返します。
※文字数については半角・全角の区別は不要です。

～目次～

Left、Right関数の使用方法
使用例
1. Left関数の使用例
2. Right関数の使用例

Left、Right関数の使用方法

構文

Left(String, Length)
Right(String, Length)

【戻り値】 バリアント型 (内部処理形式 String の Variant)

引数名	省略	説明
String	×	この文字列式の左または右端から文字列が取り出されます。
Length	×	取り出す文字列の文字数を表す数式を指定します。0 を指定した場合は、長さ 0 の文字列 (“”) を返します。String 全体の文字数以上の値を指定した場合は、String 全体を返します。

使用例

Left関数の使用例

Sub sample_ef021_01()
    Dim wStr    As String

    wStr = "aあA亜ｱ"

    Debug.Print Left(wStr, 1)
    Debug.Print Left(wStr, 3)
    Debug.Print Left(wStr, 10)   '引数Stringの文字数をオーバーしても問題なし
End Sub

マクロ実行結果（イミディエイトウィンドウ）
```
a
aあA
aあA亜ｱ
```

Right関数の使用例

Sub sample_ef021_02()
    Dim wStr    As String

    wStr = "aあA亜ｱ"

    Debug.Print Right(wStr, 1)
    Debug.Print Right(wStr, 3)
    Debug.Print Right(wStr, 10)   '引数Stringの文字数をオーバーしても問題なし
End Sub

マクロ実行結果（イミディエイトウィンドウ）
```
ｱ
A亜ｱ
aあA亜ｱ
```