既に開かれているワークブックの数を取得するには Workbooks コレクションの Count プロパティを使用します。Count プロパティは取得のみ可能で、設定はできません。ワークブックのオープン、クローズ、新規追加を行うとCount プロパティは自動的に変更されます。
Countプロパティの使用方法
使用例 – ワークブック名の列挙
次のサンプルマクロは、現在で開いているワークブックの名前をイミディエイトウィンドウへ表示する例です。Workbooksコレクション内のワークブックオブジェクトへ、インデックス指定によりアクセスしています。
Sub sample_eb081_01()
Dim i As Integer
For i = 1 To Workbooks.Count
Debug.Print "ブック名:" & Workbooks(i).Name
Next i
End Sub
ワークブック”test1.xlsm”と”test2.xlsm”を開いている場合の実行結果は次のようになります。