コメントの記述方法

プログラムの規模が大きくなってくると、たとえ自分自身が記述したコードでも徐々にコードを読み解くことが困難になってきます。 コードをあいまいに理解した状態でコーディングを続けることは、バグの原因にもなりかねません。

こうならないためにコメントはとても有効です。コメントの内容としてはコードからは読み取ることができない処理の目的や前提条件を中心に記述するとよいでしょう。

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コメントの構文

VBAではシングルクォーテーションがコメントの開始とみなされ、これ以降の文字列はコメントとして扱われます。行の途中からコメントすることも可能です。

構文
'これはコメントです。
Range("A1").Value = "Hello!!"    'これもコメントです。

広範囲(複数行)のコメント

広範囲をコメントにしたい場合、1行ずつシングルクォーテーションを打っていては非効率的です。こんなときは編集ツールバーの コメント ブロック ボタンを押すと便利です。

編集ツールバーの表示

コメント ブロック ボタンは編集ツールバーにありますので、まずは編集ツールバーを表示させます。既に表示済みの場合は読み飛ばしてください。

VBEメニューバーから 表示ツールバー編集 を選択します。

編集ツールバー表示の操作

すると編集ツールバーが表示されます。

編集ツールバー表示

ボタン操作によるコメント化

コメントしたい範囲を選択してから コメント ブロック ボタンを押下します。

コメント化の操作

すると、選択した範囲がコメント化されました。

コメント化された状態

ボタン操作によるコメント解除

コメントを解除したい場合は対象範囲を選択してから 非コメント ブロック ボタンを押下します。

コメント解除の操作
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