DateValue、TimeValue 関数は日付・時刻を表す文字列からDate型へ値を変換します。テキスト形式で取得した時刻・日付はこれらの関数を使用してデータ形式を整えておくと、プログラム内で処理がしやすくなります。
DateValue関数の使用方法
引数名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
Date | × | 日付を表す文字列式を指定します。 日付の区切り記号としてスラッシュ”/”やハイフン”-“が使用できます。また、日付は和暦での指定が可能です。 |
DateValue関数の使用例
西暦・和暦など日付を表す文字列からDate型へ変換する例です。
Sub sample_ef036_01()
Debug.Print "日付[1]:" & DateValue("2013/4/1")
'年を省略するとシステム年が適用されます。
Debug.Print "日付[2]:" & DateValue("4/1")
'和暦で指定
Debug.Print "日付[3]:" & DateValue("平成25年4月1日")
'その他の形式
Debug.Print "日付[4]:" & DateValue("H25-4-1")
End Sub
TimeValue関数の使用方法
引数名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
Time | × | 時刻を表す文字列式を指定します。 時刻は”AM”、”PM”を付加して12時間制で指定することができます。 |
TimeValue関数の使用例
時刻を表す文字列からDate型へ変換する例です。
Sub sample_ef036_02()
'0時1分を指定
Debug.Print "時刻[1]:" & TimeValue("0:1")
'0時1分23秒を指定(12時間制)
Debug.Print "時刻[2]:" & TimeValue("AM 0:1:23")
'12時1分23秒を指定(12時間制)
Debug.Print "時刻[3]:" & TimeValue("PM 0:1:23")
'12時1分23秒を指定(12時間制)
Debug.Print "時刻[4]:" & TimeValue("0:1:23 PM")
End Sub