ワークシートのDeleteメソッド

ワークシートを削除したい場合は Delete メソッドを使用します。ワークシートを削除する際、既定ではシート削除を確認するメッセージが表示され、ボタンが押下されるまでマクロの処理が止まってしまいます。このメッセージの表示を抑止するには Application.DisplayAlerts に False を設定します。

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Deleteメソッドの使用方法

構文
object.Delete

※objectはワークシートオブジェクトを表す変数

使用例 – ワークシートの削除

ワークシート削除の前後で削除確認メッセージのON/OFF切替を行っています。

Sub sample_eb07d_01()
    'シート削除時の確認メッセージの表示を抑止します。
    Application.DisplayAlerts = False
    'シートを削除
    Worksheets("AAA").Delete
    '設定を元にもどします。
    Application.DisplayAlerts = True
End Sub
sample_eb07d_01 実行前
sample_eb07d_01 実行前
sample_eb07d_01 実行後
sample_eb07d_01 実行後

参考 – シート削除時の確認メッセージ

DisplayAlerts が True のままワークシートを削除しようとすると、以下のメッセージが表示されて処理が中断してしまいます。削除 または キャンセル どちらでもボタンを押下すると処理が続行します。

シート削除確認メッセージ
シート削除確認メッセージ
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