ファイルへのアクセス方法にはシーケンシャル アクセス、ランダム アクセス、バイナリ アクセスの3種類あります。
ファイルへアクセスするには Open ステートメントを使用し、前述のアクセス方法によって Open ステートメントに指定するモードと、データを読み書きする際に使用するステートメントが変わってきます。
シーケンシャルアクセス
ファイルを先頭から順にアクセスする方法です。通常のテキストファイルやCSVファイルなどを読み書きするときに使用します。
Open モード | 読込ステートメント | 書込ステートメント |
---|---|---|
Input (読み込み) |
Line Input # または Input # |
– |
Output (新規書き込み) |
– | Print # または Write # |
Append (追加書き込み) |
– |
ランダムアクセス
ランダムアクセスはデータを固定長のレコード形式で扱います。このため任意のレコードに対して迅速にアクセスすることが可能になります。
Open モード | 読込ステートメント | 書込ステートメント |
---|---|---|
Random | Get | Put |
バイナリアクセス
ファイル内の任意のバイト位置に読み書きするときに使用します。ビットマップイメージの表示や保存などに使用するそうです。
Open モード | 読み込みステートメント | 書き込みステートメント |
---|---|---|
Binary | Get | Put |
以降のページではシーケンシャルアクセスについてテキストファイルの入出力を例に説明します。
(ランダムアクセス、バイナリアクセスについては管理人の知識不足のため説明できません…)